2011年12月30日金曜日

MBA取得後の就職について

みなさま年末いかがお過ごしでしょうか。
アメリカではクリスマスこそが一大イベントで、新年はまあぼちぼちといった感じなので、
なんとなく日常生活が戻ってきています。お店も普通に空いてるしね。

今日はMBA取得後の就職事情について。
特に私費で留学する予定の人からよく受ける質問がこれです。
気持ちはすごくよく分かります。何といってもこっちに来た瞬間無職になるわけですから。
クラスメイトたちも普段は余裕な雰囲気を出して学生生活を楽しんでいますが、
内心はすごく大変なんだろうと思います。

というわけでまずは結論というか、僕がいつも答えているのが、
少なくとも日本の海外MBA取得者市場は供給が需要に比べて少ないということ。

海外MBA取得者の採用に積極的なのは大きく分けて、
外資系コンサルティング、外資系銀行、外資系事業会社の3つです。
例えばコンサルだと、BCG、マッキンゼー、ATカーニー、ベイン、ブーズ、
ローランドベルガー、デロイトあたりが非常に積極的で、
留学前壮行会を開いてくれたり、こまめにメールで採用情報を送ってくれたりします。

一方、今年からUSトップ20に留学している私費留学生はおよそ25人、
同じく欧州の名門校に留学している私費留学生がおよそ25人。
(今年はUSがあまりに受からなくて、欧州にいっている人が多いです)

このうち何人かは現地で就職する一方で、
社費の中にも卒業と同時に転職する人がいるので、
これらを調整すると1年間の供給は50人程度ではないでしょうか。

又聞きの情報ですが、上記のMBA採用に積極的な企業は、
平均するとどこも5人程度は採用したいと考えているところが多いらしく、
(この5人というのは一般の中途採用とは別で、新卒の海外MBAに対する採用のことです)
そう考えるとやはり供給が全然足りていないという構図が見えてきます。

もちろん上記の企業は一般にいう超難関企業ばかりですので、
いくら供給が少なくても、その質が悪ければ無理に採用しようとはしません。

ですので、やはり「最後は本人の能力と努力と運次第」ということにはなるのですが、
少なくとも「優秀なんだけど採用が少なくてどこにもいくところがない」という
事態はまず起きないと思います。その証拠に、
過去のAndersonの卒業生はみなトップ企業から複数のオファーをもらっています。

ちょうど僕たちの世代は学部卒時の就活でとても苦労しているので、
みんな「またあれをやるのか」とちょっと怖気づいてしまうところがあるようですが、
MBA新卒採用に関しては、ちゃんとやればちゃんと良いところに受かるというのが
僕が普段感じていることです。

まあ、今回は派遣の戯言かもしれませんのでさらっと聞き流していただければ。


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2011年12月20日火曜日

秋学期の成績

今日秋学期の成績が全て出揃いました!

結果は、、、


Data & Decisions             A
Financial Accounting       A
Managerial Economics    A-
Foundations of Finance    A

Leadership Foundation    Satisfactory (Letter gradeではなく可・不可のみの判定)
Management Communications  冬学期終了時に2期分合わせた成績が判定される


自分でも信じられません。GPAに換算すると3.93です。
大学時代のGPAが3.6しかないのに、日本の大学よりはるかに厳しいアメリカの大学院で
これだけの成績が残せたことについては素直に喜びたいと思います。

もちろん、今期の科目は、宿題や中間・期末テストの成績が最終成績の大部分を占めるので、
単純に筆記型の勉強ができるということの証明にしかなりません。

来期以降は、クラスでのディスカッションが成績の大きな部分を占める科目が3つもあるので、
ビジネススクールでの本当の実力は来期試されることになると思います。
いずれにせよ、これを弾みにして来期も全力で駆け抜けたいですね。

ところでUSCPAも今日1科目単位認定試験を受けて、これで合計36単位ほど揃いました。
なかなかキツイですが、ようやく出口が見えてきてます(後12単位)。
さあ、いよいよ冬休み中の山場であるAuditingに取り組みます。


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2011年12月16日金曜日

Hawaii 旅行

先週期末試験が終わった後からハワイ旅行に行ってました。

実はこれが始めてのハワイ旅行でした。
一番驚いたのは、どこに行っても日本人だらけということ。
ホノルルを中心に観光している限り英語を使う機会はほとんどありません。
現地の人も日本人を相手にする場合は日本語を使ってきます。
よくハワイ旅行から帰ってきて英語学習を決意するといった話を聞きますが、
いったいどこでそんなに英語で困ったの?と言いたくなるくらい日本語オンリーな感じでした。

観光した先はおそらく至ってメジャーどころだと思います。
ダイヤモンドヘッド、クラロア牧場(だっけ?)、ポリネシア・カルチャー・センター
といったところです。
キラウェア火山はツアー代金が1人三百ドル以上もするのであきらめました。
ハワイはお金を沢山持っていくととても楽しいところですね。
僕はそこまで出費する余裕がなかったので、
安いツアーはどれかな~なんてことを考えながらの旅行となってしまいました。
将来ガンガン稼げるようになってからもう一度来たいと思いました。

というわけで何枚か写真を紹介して今回のポストは終了です。
実は大学のほうの成績が出始めていて、ファイナンスは見事Aを取れました。
これで後の科目で少しヘマしても問題ないので若干安心してます。
残りの成績ももう少しで出るんじゃないかと思います。














ダイヤモンドヘッドの山頂からワイキキ方面














クラロア牧場














ノースショア














クラロア牧場2
(ジュラシックパークを撮影したところだそう。確かにこんな感じの風景でしたよね。)


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2011年12月9日金曜日

Winter Vacation!!

ついにUCLA Andersonでの最初の学期が終了しました!
9月6日から約3ヶ月、こんなに長い3ヶ月を過ごしたのも久しぶりです。
MBAに来て本当に良かったと思えた秋学期でした。

今日は会計学の期末試験。
ちょっと気が抜けてしまったのか、試験中1問解き方が分からない問題があり、
試験が終わった直後に「あ~、そうだ!」と思い出すおなじみのパターン。
4科目全てで自分の満足いく結果を出すのは難しいですね。
当たり前のことを当たり前にやるっていうのは本当に大変なことです。

やれるだけのことはやったので、
後はこれでどれくらいの成績になるのか結果が楽しみですね。
おそらくクリスマス休暇の前には発表されると思うのですが。。

さあ、テストのことはもう終わりにして明日から(今から)冬休み!
まずは息抜きに土曜日から妻と二人でハワイに1週間旅行に行きます。
なぜアメリカ留学してハワイ?と疑問が出そうなところですが、
まあいろいろと理由があるわけです。

冬休みが終わるのは1月8日。
それまでの1ヶ月間のタスクリストとしては以下のような感じです。

1.Japan Trip の準備
2.USCPA の単位認定試験を2科目(できれば3科目分)受ける
3.UCLA Anderson Japanese Website の改修
4.日本人合格者向け案内の作成
5.インターンシップの場所探しとインタビュートレーニング

というわけであんまりダラダラすることはなさそうです。

今日の夜はみんなで打ち上げ@焼き肉屋です。
LAには日本と同じくらい美味い日本食のレストランがいっぱいあります。
留学したいけど洋食ばかりはちょっとという人には胸を張ってLAをお勧めします。


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2011年12月7日水曜日

折り返し地点

今日のテストはManagerial Economics。
これで4科目中の2科目が終わりました。やっと半分。

まあ毎日ぎりぎりの生活を送っているけど、
なんだかんだで時間はちゃんと過ぎていくものです。


今のところ出来は割といいように思います(みんな良いかもしれませんが)。
成績にはあんまりこだわってませんが、
中間テストまでだけの成績で見るとAとAマイナスの狭間ぐらいの科目が多いので、
こいつらは頑張ってAまで押し上げたいなあと思ってます。

ちなみにUCLAの評価システムはAが20%、Aマイナスが25%、
BプラスかBが45%、BマイナスかCが10%ということで
クラス平均より少しよければAマイナス圏内なわけです。

というわけでAとAマイナスは結構難易度に差があるんですね。
世界中から上澄み液だけを掬い取ったような学生集団なので、
やっぱりAを取るのはすごく大変だし、
取れたらそれは名誉なことだと思います。


それではそろそろ勉強に戻りたいと思います。
明日は統計学。

そしてそれが終われば会計学で、僕的には山場は越えました。


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2011年12月6日火曜日

Final Exam!

いよいよ今日から4日連続で期末試験です。
初日はファイナンスです。

これまで書いてきたとおり全くの知識ゼロからのスタートでしたが、
だんだんとファイナンスのことが分かるようになってきました。

金融系の新聞のネタが何を言っているのか分かるようになり、
自分が持ってる投資信託や株の各種指標が読めるようになり(遅い!?)、
会社の財政状態をファイナンスの視点から考える癖が少しつきました。

ファイナンスはなかなか奥が深いし、面白いですね。
多くの人を引き付けて離さない理由が良く分かります。
来期は引き続きアドバンスクラスのコーポレートファイナンスを履修する予定です。

それでは試験頑張ってきます。

それにしても1日三時間かける4日はつらい。。


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